経理の年収とキャリアパス|経理歴22年が「上げ方」も含めて解説
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「経理って、ぶっちゃけいくらもらえるの?」——経理を目指す人にとって、いちばん気になるけど聞きにくいのが年収の話だと思います。
この記事では、経理の年収の目安を年代・役職別に整理し、どうすれば年収を上げられるかまで、経理歴22年の視点で正直に解説します。数字はあくまで一般的な目安ですが、現場の感覚も添えてお伝えします。
経理の年収の目安
経理の年収は、経験・役職・会社の規模で大きく変わります。一般的な目安を整理すると、ざっくりこんなイメージです。
| レベル | 年収の目安 |
|---|---|
| 未経験・経理アシスタント | 300万円前後〜 |
| 経理担当(実務数年) | 350〜450万円 |
| 経理主任・係長クラス | 450〜600万円 |
| 経理マネージャー・課長 | 600〜800万円 |
| 経理部長・管理職 | 800万円〜 |
※これは公開されている各種求人・統計をもとにした一般的な目安です。地域・業種・企業規模で差が出ます。
現場感覚で言うと、経理は「爆発的に稼ぐ仕事ではないが、安定して着実に積み上がる」タイプです。営業のように歩合で跳ねることはありませんが、景気に左右されにくく、長く安定して働けるのが強みです。
経理の年収が上がる要素
では、何が年収を分けるのか。経理で収入を伸ばす主な要素はこの4つです。
- 実務経験の幅と深さ:日次だけでなく月次・年次決算まで一人でできると評価が上がる
- 簿記などの資格:簿記2級は実務の信頼、1級・税理士科目は専門性の証明
- 役職(マネジメント):担当→主任→管理職と上がるほど大きく伸びる
- 会社の規模・業種:大企業・上場企業や、利益率の高い業種ほど水準が高め
特に大きいのは「決算をまとめられるか」。決算を任せられる経理は替えがききにくく、年収にも直結します。
経理の年収を上げる5つの方法
1. 簿記2級以上を取る
簿記2級は経理の実務力の証明として定番。求人の応募条件や手当に関わることも多く、取得が年収アップの近道になります。3級からのステップは簿記3級を独学で取る方法を参考に。
2. 決算までできる経験を積む
記帳止まりではなく、月次・年次決算を経験すると市場価値が大きく上がります。今の職場で決算業務に手を挙げる、補助から関わる——この経験が一番効きます。
3. 役職を上げる・マネジメントに進む
担当者として極めるだけでなく、チームをまとめる役割に進むと年収レンジが変わります。プレイヤー志向の人には合わないこともありますが、年収を狙うなら有力な道です。
4. 転職で水準の高い会社へ
経理は「同じ仕事でも会社によって年収が違う」職種です。実務経験を積んだら、より規模の大きい会社や好条件の会社への転職で年収が上がるケースは珍しくありません。経理は転職市場でも安定して需要があります。
5. 経理スキルで副業する
本業の年収とは別に、経理スキルを副業収入に変える道もあります。記帳代行や在宅経理は、本業の経験をそのまま活かせる副業です。月数万円でも、本業+副業で世帯収入を底上げできます。
経理のキャリアパスの広がり
経理は「ずっと同じ仕事」ではなく、その先の選択肢が意外と豊富です。
- 専門性を深める:連結決算・税務・原価計算などのスペシャリストへ
- マネジメントに進む:経理課長・部長、管理部門の責任者へ
- 財務・経営企画へ広げる:数字の知識を活かして経営に近い領域へ
- 柔軟な働き方:在宅・パート・時短で長く続ける(在宅経理の仕事内容)
- 独立・副業:経理代行やお金の発信で収入の柱を増やす
年収の高さだけでなく、「ライフステージに合わせて働き方を選べる」のも経理という職種の価値です。私自身、経理という土台があったから、こうしてお金の発信(副業)にも踏み出せました。
まとめ
- 経理の年収は経験・役職・会社規模で決まり、未経験300万円前後〜管理職800万円超まで
- 爆発的ではないが、安定して着実に積み上がるのが経理
- 年収を上げる鍵は「簿記2級以上・決算経験・役職・転職・副業」
- キャリアパスは専門特化・マネジメント・財務・柔軟な働き方など多彩
- 年収+働き方の自由度の両方を取れるのが経理の強み
経理は、コツコツ積み上げた経験と資格が、年収という形で着実に返ってくる仕事です。今の自分に合った方法で、一歩ずつ収入とキャリアを伸ばしていきましょう。
※年収はあくまで公開情報に基づく一般的な目安であり、地域・業種・企業規模・個人の経験により異なります。特定の収入を保証するものではありません。2026年6月時点の情報に基づきます。

この記事を書いた人:ゆるゴースト
現役の経理事務職(経理歴22年)。日商簿記2級・FP3級保有。経理実務で培った数字とお金の知識をもとに、副業に取り組む人向けの情報を発信しています。→ 詳しいプロフィール